バイナリーオプションでは決着の早い短期取引が好まれる傾向があるようですが、大きな利益を上げやすいのは中長期取引といわれます。特にハイローオーストラリアの中長期取引には、資金管理や資産増額がしやすいしくみが提供されています。長期投資を目的にバイナリーオプションをするのならば、中長期取引の攻略は必須です。中長期取引の魅力と役立つ知識を紹介していきましょう。
中長期取引のメリット
ハイローオーストラリアの中長期取引では、15分・1時間・1日のオプションがあります。短期取引と比較するとペイアウト率が落ちるといわれる中長期取引の中でも、1.8～1.9倍のペイアウトを誇ります。
中長期取引のメリットとしては、次のようなものがあります。
- ・転売（途中決済）ができる
- ・相場の動きを予測しやすい
- ・複数のポジションを取ることが可能
中長期取引のもっとも大きなメリットは、転売による損切り・早期利益の確定が可能ということです。短期取引ではスタートしてしまえば、目の前で予測が裏返ってもどうにもできません。しかし、転売ができる中長期取引ならば、最終的な判定の前に決済を行うことができます。これにより賭けたお金が全額損失となることを防げるだけでなく、先行きが怪しいときには早めに利益を確定できます。リスク回避ができるので、一度の掛け金を大きくしてもそれほど不安を持たずに済みます。
短期取引では、全体的なトレンドを正しく読んでいても突然の大きな値動きによって損失となる可能性があります。ノイズと呼ばれるこの動きは、短期取引にとって最大の課題ですが、避けるのは不可能です。
中長期取引でももちろん予測のできない動きはありますが、短期取引に比べれば相場の気まぐれさに泣かされることは少ないといえます。為替市場の開場時間を考慮しながらテクニカル指標を駆使することで、相場の動きをある程度予測できるようになります。
取引をいつでも自由に開始できる短期取引に比べると、中長期の取引機会は制限されています。それでもハイローオーストラリアでは複数のポジションに同時エントリーができるため、ほかの業者より取引の機会を増やすことが可能です。
中長期取引のデメリット
安定感のある中長期取引ですが、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
- ・開始と判定時間が固定されている
- ・多くの知識がないと相場の予想が難しい
中長期取引では短期取引と違って、それぞれの取引の開始と判定時間が固定されています。そのため1日に行える取引回数が少なくなり、利益の確保の機会も減少します。できるだけ間を置かず、連続して取引を行いたいというタイプには向きません。
ノイズの影響は受けにくい取引方法ですが、長いスパンでの為替相場の動向を読む必要があるため、市場に関わるさまざまな知識を学ぶことが求められます。
例えば、経済指標の発表は、その直後にはそれほど影響がありませんが、時間が経つにつれて大きな波となって現れてきます。リアルタイムでその前後の経緯を観察する短期取引と比べ、中長期取引では長時間に対しての分析力がカギとなります。
転売を上手く使って儲ける！
中長期取引のメリットでも挙げましたが、転売機能は資産を確実に増やしていくための大きな武器となります。転売ができる時間のメリットは、オプションごとに異なります。
| 3分オプション | 1分前 |
| 5分オプション | 1分前 |
| 15分オプション | 2分前 |
| 1時間オプション | 5分前 |
| 1日オプション | 10分前 |
転売によって得られる利点は、大きく2つあります。ひとつは損益を小さく抑えることと、もうひとつは早めに利益を確定できることです。制限時間まで待っても良い結果が得られそうもないとき、そのまま判定を迎えると全額没収となります。転売をすることでその時点でのペイアウト率に従った割り戻しがされ、損失を低くすることができます。
また、良い調子で予測通りに推移してきたけれどどうもこの先が不安、という場合でも早めに決済を行うことでその時点での利益が手に入れられます。最終判定時の満額とはいきませんが、リスクを回避するという意味で多少の目減りは仕方ありません。
転売機能をうまく使うことで、損益を小さくし、利益を確実にすることができます。バイナリーオプションを投資と考える以上は、着実に資産を積み上げていくことが目的となります。賭け事のように一か八かという取引を続けていては、目的を達成できません。
中長期取引は一定時間内の相場変動を読み取らなければなりませんが、転売機能があるおかげでまとまった金額を投入することへの不安が軽減されます。
中長期取引に適した時間帯は？
中長期取引では、テクニカル分析での相場値動きの読みが有効策ですが、取引する時間帯によって難易度が変わります。ハイローオーストラリアで中長期取引に最適と思われるのは、安定しながらも活発な値動きが見られる時間帯です。
具体的には次の3つの時間帯がそれに当てはまります。
- ・9:00～10:00
- ・18:00～19:00
- ・23:00～1:00
日本時間の午前中の中頃は、東京市場が開場してから落ち着きが出てくる時間帯です。仲値の発表までまだ間がありますが、上海市場も参入してくるなどして取引が活発になります。ヨーロッパ市場が開いて一段落した時間帯も、おすすめです。
もっとも為替取引が盛んになるのが、深夜帯です。ニューヨーク市場が開場する22時から落ち着きを取り戻し、ロンドン市場のクローズにもまだ間がある時間帯では、取引の参加者が多いながら安定した推移がみられます。分析による読みが的中しやすい時間帯といえるでしょう。
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投機的な要素が強いといわれるバイナリーオプションですが、中長期取引ではテクニカル分析を使い、読みを効かせた投資ができます。短期取引と比較すると取引回数では劣りますが、転売による損失の回避や確実な資産増加が期待できます。中長期取引では特に一定期間に対する分析と、取引する時間帯の選択が重要なカギとなります。投資家として成功するためにも、中長期取引の攻略法を極めていきましょう。
