
ハイローオーストラリアでの取引は、24時間いつでも可能というわけではありません。時間帯や商品によって、取引できる時間と取引できない時間があります。
この記事では、ハイローオーストラリアで取引できる時間帯や、海外で祝日とされていて、日本が平日でも取引できない日付、取引時間ごとのメリット・デメリットについて解説します。
Contents
ハイローオーストラリアの取引時間
ハイローオーストラリアでの取引時間は、月曜7時~土曜6時までです。ハイローオーストラリアには以下の4種類の取引方法があり、取引方法ごとに取引できる時間が違います。取引方法ごとの主な取引時間をまとめました。
商品 | 開始 | 終了 |
---|---|---|
「HIGHLOW」「HIGHLOWスプレッド」 | 朝7~8時 | 翌日5~6時 |
「Turbo」「Turboスプレッド」 | 朝8時 | 翌日5時 |
「HIGHLOW」と「HIGHLOWスプレッド」に関しては、原資産ごとに細かく取引時間が指定されていて、ハイローオーストラリアの公式サイトから確認できます。実際に取引する前に、自分が取引する資産の取引可能時間を確認しておきましょう。
「Turbo」「Turboスプレッド」 の取引は、どの原資産でも一律で上記の時間帯で取引できます。
土日は市場が休みなので取引できない
ハイローオーストラリアでは、時間内であればいつでも取引できるというわけではありません。ハイローオーストラリアで取引するには、証券取引市場が開場している必要があります。
平日は、東京取引市場が開場しているため、基本的には取引できます。ただ、土日は日本の市場も、海外の市場も閉場しているため、取引できません。
ハイローオーストラリアはスマートフォンやパソコン上で取引できるので、どうしても曜日の感覚が薄れてしまいがちです。平日は会社に勤めているという人なら、仕事終わりの夜に取引を済ませるようにしましょう。
平日でも休みになる日付は?
日本では平日でも、取引できない可能性が高いオーストラリアの祝日をまとめました。以下の一覧に含まれている日付は、平日だとしてもバイナリーオプションでの取引ができないことが多いので注意してください。
日付 | 祝日 |
---|---|
1月1日 | ニューイヤーズデー |
1月26日 | オーストラリアデー |
3月30日~4月2日 | イースター |
4月25日 | アンザックデー |
6月第2月曜 | クイーンズバースデー |
12月25日 | クリスマスデー |
12月26日 | ボクシングデー |
上記の一覧の他に、オーストラリアにはレイバーデーと呼ばれる祝日があります。日本における勤労感謝の日に当たる祝日で、日付は州によって異なります。他にも、州によって独自の祝日があります。
平日なのに取引できない場合は、上記の祝日に当てはまっていることがほとんどです。1つの口座しか持っていないと、その口座が使えなかった場合に取引できなくなるので、複数の口座を持っておくのがおすすめです。
取引に向いている時間帯は?
ハイローオーストラリアで取引するなら、以下の3つの時間がおすすめです。価格の動きが活発で、予想しやすい動きを取ることが多いためです。
- 9:00~10:00くらい
- 18:00~19:00くらい
- 23:00~翌1:00くらい
また、上記の時間帯とは別に、意識するべきなのが「経済指標が発表される時間」です。経済指標とは世界各国の公的機関が国の物価や景気を数値化して発表するものなので、値段の変動が読みやすくなります。
取引時間ごとのメリットとデメリット
ハイローオーストラリアで、短期取引する場合と中期・長期で取引する場合のメリットとデメリットをそれぞれまとめてみました。メリットとデメリットを知って、どちらの方法で取引するか考える際の参考にしてみてください。
短期取引
メリット
- ・取引の間隔が短く、チャンスが多い
- ・分析しやすい
- ・見切りを付けやすく、初心者向け
デメリット
- ・ノイズが邪魔をして失敗する可能性がある
短期取引では長期的なスパンで取引しないので、短期的なトレンド(一時的な人気はあるが、長続きしないトレンド)がチャンスに変わることがあります。経済指標が公開された直後などは、特にトレンドの動きが激しいので、短期取引に向いていると言えます。
ただ、短期取引は価格の細かな変動に左右される取引でもあります。ノイズと呼ばれる小さな下降、上昇のせいで、取引に失敗することがあります。長期的に見れば上昇している取引でも、短期的に見るとノイズのせいで失敗していることになってしまいます。
中期・長期取引
メリット
- ・ノイズが無く、分析すれば勝率が上がる
- ・ペイアウト率が高い
デメリット
- ・取引時間が長く、分析が難しい
中期・長期取引は、長期的な価格変動で取引するので、ノイズによる細かな価格変動に左右されません。そのため、きちんと分析できると勝率が高くなります。ある程度取引に慣れた人に向いていると言えます。
また、短期取引よりもペイアウト率が高い場合が非常に多いため、1回の取引での利益率が高いです。
分析できればメリットが大きい中期・長期取引ですが、取引時間が長ければ長いほど、分析が難しくなります。
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ハイローオーストラリアを含むバイナリーオプションでは、日本国内だけではなく世界中の市場の動きを読んで取引する必要があります。日本の祝日や休日に限らず、世界中の祝日・休日に気を配らなければいけません。
また、1日の間でどの時間帯に取引するのかも、勝つための重要な要素の1つです。価格変動は勝手に起こっていることではなく、たくさんの人の意思が反映されて動いているということを意識して取引するべきです。